毎年4月は新しい助成金や補助金の情報が発表されます。今年の目玉のひとつとしてIT導入補助金をご提案致します。IT導入補助金は創設以来、人気のある補助金です。
今回のIT導入補助金の目玉ポイントは次の3つです。
- デジタル化基盤導入類型(以下、“デジタル化“)の創設
- デジタル化とセットでパソコンや周辺機器が購入できる
- 通常枠にもデジタル化にもクラウド利用料(デジタル化は2年分、通常枠は1年分)が認められている
通常枠とデジタル化基盤導入類型がありますが、通常枠は、上限450万円と最大額出ています。ですが、補助割合は1/2となっている点はご注意ください。
こちらはこれまでの内容と同じで、労働生産性の向上を目的としたITツールの導入について利用できます。
目玉のデジタル化ですが、次ページにある表をご確認ください。
令和5年10月より開始される消費税のインボイス制度や電子帳簿保存に対応していく企業へ対応する内容となっており、会計ソフトや受発注ソフトなどを対象としています。
特にインボイス制度に対応したソフトであれば加点要素もあるということで、いずれ対応しなければならないのであれば是非検討したいですね。
私が一番大きな目玉と思っているのが、パソコンの購入も補助されるところです。(ハードウェア購入費)
デジタル化のソフト購入とそれを使用するためのパソコンや周辺機器であればという前提ですが申請可能です。1/2の補助割合と上限10万円ではありますが、ある程度スペックの良いPC購入の検討も可能ではないでしょうか。
今回も応募が殺到する予感がします。今号が発刊されている時点ですでに1次締切が終わっています。(4月20日)
第4次公募(4次締切6月13日)まで発表されていますのでご検討してみてはいかがでしょうか。