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雑貨の販売店での入社時の問題について

2018年04月10日

ハローワークを通じて3ヶ月のトライアル雇用で入社したAさんは、真面目でおとなしい性格の人です。

しかし、仕事に対しては覚えも悪く、自分から積極的に覚える為の努力をする訳でもありませんでした。 採用してから1ヶ月を過ぎたころから、親の介護があると時々休むようになり、トライアル雇用期間終了の日が近づいてきました。

通常であれば、雇用契約を終了する所でしたが、Aさんが「一生懸命仕事を頑張るから」と雇用の継続を懇願してきました。社長は迷った挙句、一抹の不安は残るものの常用雇用に切り替えようと思いS社会保険労務士に相談をしました。

S社会保険労務士もできれば、雇用の終了がベストだとお話ししました。しかし、採用への迷いがあるのであれば、雇用契約更新時に別紙にて次のような誓約書を求めるようにお話をしました。

誓約書

さっそく、上記文面を作成し翌日までに努力目標を記入して署名印を求めました。翌日になってAさんは、親の介護をするために今以上の休みが必要である旨を申し出て、結果的には自己都合退職となりました。

 

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