動画を公開しました!「パワハラって何ですか?①」
皆様こんにちは!
ペガサスコンサルティンググループの粟津です。
前回の動画で、いわゆるパワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)について、お話をさせていただきました。
その中で、そもそもパワハラって何?という疑問が浮かんだ方もいらっしゃったのではないでしょうか。 そこで、今回は、パワハラとは何なのかという点について、基本的なお話をさせていただきました。
思ったよりも長編になってしまったので、何本かに分けて投稿させていただきます。(続きは頑張って編集中です)
動画を通じて、パワハラというものを正しく理解していただければと思います。
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動画はこちら↓
以下、動画の内容です。
皆様こんにちは!ペガサスコンサルティンググループの粟津です。
前回の動画で、令和4年4月1日から、いわゆるパワハラ防止法が中小企業にも適用されていき、パワハラ対策をしてくださいというお話をさせていただきました。
そうすると、じゃあ、そもそもパワハラって何?という至極まっとうな疑問が沸き上がってきます。その疑問にお答えする前に、少しだけハラスメント全般について、お話をさせてください。
以前は、ハラスメントというとセクシャルハラスメント、セクハラですね、こちらが主流といいますか、多かった印象がありますが、現在、ハラスメントといえば、パワーハラスメントと言われるくらい、様々なところで問題になっています。
セクハラは、セクハラと思われるようなことをしなければいいだけですが、パワハラについては、業務上、職責として(管理職の方などですね)職責として行わなければならない行為の延長線上にあることが、非常に難しい問題なんですよね。
この動画をご覧の皆様の中にも「これってパワハラじゃないですか?」なんてことを言われて、ドキーっとしたことがある、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に管理職などの注意指導すべき立場にある方で「パワハラって言われるの怖い!」という方も最近は増えてきています。
ただ、注意指導をできないというのが、企業にとって非常に問題があることは、想像に難くないですよね。同じミスを繰り返してお客さんを怒らせちゃう人、何回も遅刻を繰り返す人、はたまた勝手に機械の安全装置を無効にしちゃう人・・・色々なケースが考えられますよね。
注意指導をしないということは、会社としてこういった行為を容認していくことになってしまうので、企業秩序、風紀の乱れ、最悪のケースでは、会社の管理責任まで問われることも考えられます。
そうなると、会社としてはちゃんと注意指導を行ってもらわなきゃ困るわけですね。
そうはいっても、パワハラ防止法?そんなの関係ねぇ、俺が法律だーとかやっていると、企業名を公表されたりしてしまうわけですね。
つまるところ、パワハラについては、必要以上に怖がるのも、軽んじるのも問題があるということがご理解いただけたんじゃないかと思います。これからの時代は、パワハラについての理解を深めていくことが、管理職や経営者の方にとっては、重要になってくると言えるのではないかと思います。
ということで、前置きが長くなってしまいましたが、そんなパワハラって何ですかというところのお話に入りたいと思います。
つづく・・・